これから冬に向けて、スキーやスノーボード、冬キャンでの利用を考えている方!
「冬はやっぱり寒いんじゃないの?」と思っていませんか?
キャンピングカーには車内にちゃんと「FFヒーター」という暖房が付いているのでご安心ください♪
寒い冬も車内は暖かく快適に過ごせます!
目次
FFヒーターとは、エンジン停止中に使用できる暖房のことです。
エアコンよりも素早く車内を温めることができる燃焼式ヒーターです。
普通の車ではエンジンを切ると暖房は使えません。
使う場合はエンジンをかけたまま、アイドリングをする必要があり、その際はエンジン音や排気ガスが気になるし、地球環境にもよくありません。
しかしキャンピングカーに付いている「FFヒーター」はエンジンを切った状態で、車の燃料タンクからポンプで送られてくる燃料を使用し稼動させます。
しかも燃費が良く、一晩中使用しても燃料は1~2リットルほどしか消費しません。
FFヒーターは、燃料を燃焼させる時に車外の空気を使用し、燃焼後の空気は車外に排出されるため、車内の空気はきれいに保たれます。
使い方はすごく簡単です。
画像右側のダイヤルを回すだけ。
①エンジンが切れていることを確認しましょう。
ダイヤルを回す時は、まず最初にMAX(ダイヤルの限界)のところまで回してください。
緑のランプが点灯します。※画像2参照
※画像2
②立ち上げた最初は送風状態で冷たい風が出てきますが、5~10分程すると温かい風が出てきます。
※FFヒーター付近には荷物などは置かないようにしてください。
※足元の火傷に注意してください。
③空気口から温かい風が出てきたのを確認してからダイヤルを回して風量を調節します。
FFヒーター使用時は室内温度が約22〜25℃と快適な温度に保ってくれます。
外が氷点下でも、室内では冬でも薄着で過ごせますよ。
FFヒーターを停止する時は、ダイヤルを「0」の位置まで回しオフにします。
オフにしてもしばらくはFFヒーター本体が冷えるまで送風運転をします。
※送風運転がすぐに停止しないからといってオン/オフを繰り返すのはやめましょう。
5~10分程で自動的に送風運転が停止します。
①走行中は使用しないで下さい。
②FFヒーターはガソリンを燃料にしているため、燃料タンクに十分な量のガソリンが入っていないと使用できません。
キャンピングカーを利用中は、余裕を持った給油を心がけましょう。
③積雪がある場合は、車外にある排気口が雪で塞がれていないかを必ず確認してから使用して下さい。
※排気口が雪で塞がれている場合、車内に一酸化炭素が充満する恐れがあり大変危険です。
また、適時換気を行うようにしてください。
いかがでしたか?
FFヒーターがあれば、寒い冬でも快適にキャンピングカーを利用することができます。
外で思う存分遊んだあとは、温かい車内で過ごしましょう♪