「オートキャンプ場」って聞いたことはあるけど、どんなところ?
意外と多いこの質問にお答えします。
目次
「オートキャンプ場」とは、自分の車をテントのすぐ近く(テントサイト)まで乗り入れられることが出来るキャンプ場のことです。
車からテントを張る場所まで、荷物を運ばなければいけないという手間が省けますし、突然の雨でも車の中に避難出来るというメリットがあります。
「キャンプ場」と「オートキャンプ場」の一番の違いは、「サイト内に車を停められるか停められないか」ということです。
普通のキャンプ場の場合は、キャンプサイトとは別の場所にある駐車場に車を停め、必要な荷物を持ってキャンプサイトまで歩いて行きます。
普通のキャンプ場は基本的に設備がシンプルなところが多く、オートキャンプ場は設備が整っているところが多いです。
特にキャンピングカー対応のオートキャンプ場は設備が充実していて、照明設備や電源、キッチン、トイレ、シャワー室などがあるところもあります。
オートキャンプ場は設備が整っている分、普通のキャンプ場より料金は高めに設定してあるところが多いようです。普通のキャンプ場は何百円単位で利用できるのに対し、オートキャンプ場は5,000円程度の料金がかかります。
オートキャンプ場には「区画サイト」と「フリーサイト」という二種類のサイトがあります。
区画サイトとは、テントを張るスペースなどが区切られているサイトのことです。仕切りがあるので自分用のスペースを確保することが出来ますし、事前に予約が出来るので、場所を確保しておくことが出来ます。
フリーサイトとは、敷地内の好きな場所にテントを張れるサイトのことです。混んでいなければ広くスペースを利用することが出来ますが、混んでいる場合はすぐ近くに隣のテントがある・・・という状態になることもありますので、朝早く行くのがオススメです。
テントサイトまで車を入れることが出来るので、重たい荷物を歩いて運ぶこともないですし、車の中に荷物を置いておいてもすぐに必要な物を取り出すことが出来ます。買い出しがある場合も、すぐ車に乗って買いに行けます。
急に雨が降ってきたり、強風が吹いてきたときでも、すぐ車の中に避難できるので安心です。荷物もすぐにしまうことが出来るので、濡れたり飛ばされたりすることもありません。
オートキャンプ場は車の乗り入れが出来るメリットがありますが、その分事故が起こりやすい場所でもあります。
子供連れの場合は、絶対に目を離さないなど特に注意が必要です。